玉手箱コラム
2021.09.11
知っていましたか?石川県は工芸王国!かつては人口数日本一!?
竜宮堂が主に活動している加賀百万石の石川県には、輪島塗、山中漆器、九谷焼、加賀友禅など古くから伝わる伝統工芸の技がたくさん受け継がれています。
特に、国が法律に基づいて指定した伝統的工芸品の10品目と、その他の伝統的工芸品26品目があります。
≪国指定伝統的工芸品≫
九谷焼・輪島塗・山中漆器・金沢漆器・金沢仏壇・七尾仏壇・金沢箔・牛首紬・加賀友禅・加賀繍・
≪県指定伝統的工芸品≫
和紙・美川仏壇・桐工芸・檜細工・珠洲焼・加賀毛針
≪希少伝統的工芸品≫
大樋焼・加賀竿・加賀獅子頭・加賀象嵌・加賀提灯・加賀水引細工・金沢表具・金沢和傘・郷土玩具・琴・三弦・太鼓・竹細工・茶の湯釜・鶴来打刃物・手捺染型彫刻・銅鑼・七尾和ろうそく・能登上布・能登花火
と他の県に比べると実に多くの伝統工芸品があります。
明治の初め頃1877年には石川県の人口は、180万6509人もいたそうです。当時は日本一の人口数。今の石川県の地域に加え、富山県と今の福井県の地域のかなりの部分を編入しており、広大な地域を誇っていたのです。(大石川県とよばれていたそうです)
加賀藩の歴史、明治の人口増などが工芸王国石川と大いに関係がありそうですね。