

骨董品
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明代
龍耳古銅花瓶時代のある龍耳の銅花瓶。時代は明時代の物と思われます。北前船での貿易、日本の統治時代に中国やアジア諸国からの輸入などで骨董品や美術品、アンティーク品は盛んに輸出入されていました。
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初音蒔絵 香棚
初音蒔絵は源氏物語を意匠とし徳川家等の婚礼の調度品として当時の蒔絵の技術を駆使して豪華な黄金に輝きと緻密で繊細な調度品として制作された作品となります。
買取させていただきましたこちらの作品は香道具収納する棚です。 -
三浦竹泉造
四君子高肉透彫純銀火屋香炉三浦竹泉は京焼(清水焼)の名工。初代竹泉はヨーロッパの色彩を磁器に応用するなど進取の意に富んだ人物。染付、祥瑞、吹墨、色絵、金襴手など多彩。本作品は純銀製の火屋に四君子を彫った実に精巧な作品です。
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芝山象嵌飾壷
芝山象嵌は江戸の芝山専蔵が初めて螺鈿や珊瑚、象牙や宝石等材料を嵌めこみ主に海外の輸出用に制作されたお品が多いです。呼称は芝山漆器や芝山細工とも呼ばれます。
作品には花瓶、根付、飾り棚、衝立等様々な作品があります。
こちらのお品は飾壷となります。

美術品
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山田宗美
鉄打出 兎置物石川県加賀市出身の鍛金家。帝室技芸員に内定していましたが就任直前に惜しくも亡くなった、石川県を代表する金工作家です。一枚の鉄を薄く打出して作成する技法は現代では再現不可能と言われています。手にすると恐ろしく軽く本作品はわずか696gしかありません。
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黒瀬宗世
鉄打出 布袋置物石川県加賀市出身の鍛金家。現代では再現不可能と言われる鉄打出技法を師である山田宗美から受け継いだ名工です。打出し技術も素晴らしく、本作品は黒瀬宗世の作品の中でも素晴らしい出来です。

古美術品
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初期
伊万里七寸皿厚手でずっしりと重く、厚めに釉薬がかかります。自然な染付の描写が美しい、初期伊万里の皿高台周りには陶工の指跡が残ります。
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藍九谷
藍九谷は名前の通り九谷焼?思われる方が多いですが近年の多くの研究者の見解は九州の伊万里の焼物とされております。
藍九谷の特徴は生地(白磁)が上品です。こちらの買取させていただきましたお品は図柄の余白の使い方が見事です。 -
時代
銀製花瓶 一対日本でも銀製品の歴史は古く、江戸時代からは主に装飾品として好まれてきました。鍛金・彫金・打ち込み象嵌・切嵌・鑞付といった伝統的な技法で装飾品や置物等さまざまな作品があります。本作品は彫金が施された作品となります。
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時代 唐物
螺鈿菓子皿時代のある唐物(中国)の菓子皿です。螺鈿細工とは夜光貝、白蝶貝、黒蝶貝、青貝等の貝殻を使い漆器の表面にはめ込む技法です。日本では奈良時代に中国から伝わり、硯箱や印籠などに施し人気を博しました。
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呉須赤絵
皿もともと呉須赤絵は中国から大量に輸入された民窯のお皿です。日本では当時大変好まれた様式です。
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時代 青手九谷
角皿古九谷は江戸時代に石川県加賀市の九谷村から始まりましたが、わずか50年で廃窯となりました。吉田屋窯は再興九谷の窯元の一つです。五彩色のうち、赤色を使わない作品が特徴です。本作品には高台の底に角福の銘があります。
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北大路魯山人作 呉須赤絵
徳利 一対北大路魯山人は晩年まで篆刻家・画家・陶芸家・書道家・漆芸家・料理家・美食家などの様々な顔を持っていた芸術家。石川県にも滞在し九谷焼の職人・初代須田青華に作陶の手ほどきをうけました。本作品はその影響を大きく受けた作品の一つです。

甲冑(鎧兜)
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時代甲冑(鎧兜)
一式甲冑の歴史は古く、弥生時代前期の物も確認されています。
近年の日本の甲冑は、古美術品、工芸品等の性格が強く、その時代の鍛鉄・皮革・漆工・金工・組紐など様々な分野の技術を駆使して製作されていました。北陸の福井県では古くから刀剣や甲冑の制作が盛んだった為、現在でも刀剣や甲冑が多く眠っています。

日本刀(刀剣)
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時代日本刀脇差
菊紋近江守久道源耒久次銘日本刀も甲冑と同様、古美術品・工芸品等の性格が強く、拵えには様々な技法を駆使し制作されていました。本作品は近江守久道(おうみのかみひさみち)は江戸時代延宝頃の山城国の刀工の作品。日本美術刀剣保存協会の認定書付属。

刀装具
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時代刀装具
四分一金象嵌 狩中雨宿り図鍔鍔とは刀剣の柄と刀身との間に挟んで、柄を握る手を防護する部位。刀剣の中でも重要な刀装具として発展する。本作品も無銘ではありますが、彫りや金象嵌の細工も良く秀逸な作品です。

勲章・記章
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満州陸軍大佐所持
勲三等旭日中綬章旭日章は、1875年(明治8年)に、日本で最初の勲章として勲一等から勲八等までの8等級が制定されました。章の意匠は、八方向へ伸びる旭光を持つ日章。古来からの日本の紋章に用いられてきた旭日の紋をモチーフにしています。本品は北陸地方の旧家からのうぶ出し品です。