
-
明
堆朱盆漆を塗り重ねた厚い層を彫刻して文様を表わす技法を「彫漆」と読んでいます。中国の堆朱の工芸品は唐物とよばれて珍重され日本に輸入されました。こちらの堆朱は日本茶道具として茶入の盆として活用されました。布袋様の周り従者がいる珍しい構成です。とても良いお品です。
-
竹根
寒山拾得 置物こちらの置物は竹の根を彫って作成された置物です。竹の根はかたく加工が大変難しいためかなりの技術が必要です。こちらのお品は高さ約8cmの作品ですが彫り師の技術の高さがうかがえます。
-
中国
古銅 花入中国の古銅も唐物として輸入されたものの1つです。茶道で花入として使用されておりました。高さ9寸茶席に使用されやすい寸法です。
-
中国
鍍金 観音 立像にっこりと巻物を手に微笑んでいる鍍金立像です。胴体に一部破損があるものの堂々とした立像です。
-
中国
斉白石 軸中国では(中国のピカソ)といわれる現代中国で最も有名かつ人気のある画家です。人気がある分贋物がとても多く鑑定は大変難しいです。
-
銅観音置物
古銅製の普菩薩となります。時代は清時代頃の作品となります。買取させていただきました。こちらのお品は銅質も良く大きさも小ぶりですがバランスがとても良いです。表情もやさしいお顔をされております。仏像の鑑定は表情大事なポイントです。
-
玉置物
玉置物は日本では翡翠と言う読み方の方が馴染み深く北陸ですと新潟県の糸魚川の翡翠が有名です。中国では宝石中で玉(翡翠)の方が好まれ皇帝を始め古くから邪気を払い幸運をもたらす品として重宝されました。
今では採掘できなくなった和田玉(ホータン)が代表的な玉として重宝されております。 -
紫砂急須
中国の数千年の歴史からお茶を嗜むように生み出された茶道具です。日本にも常滑焼など中国陶磁器(紫砂)から倣った焼物です。中国で高額な作品も多く康煕~雍正時期の陶芸家の陳鳴遠の作品はとても人気があります。
-
鍍金 仏像
仏像の造られるようになったのは、今から2000年~2500年前頃と言われております。インドから中国~朝鮮半島そして日本に入ってきたと言われてわれております。
こちらのお品は1800年代頃のチベットに鍍金座仏となります。 -
唐木紫檀 香炉台
香炉の歴史は古く中国では紀元前3世紀頃。元々は香りを楽しむより室内を清めるために使用されておりました。日本では仏教伝来と共に聞香が伝わり江戸時代に香道が本格的に伝われました。こちらの香炉台は職人の高度な透かしの技術が光っております。